こんばんは



雨と共に台風が通り過ぎ、香川ではあまり被害が聞かれないですが
関東・甲信越では、多大な被害をもたらしたようです。
打って変って今日は、晴天で打ち合わせや、明日からの岡山のイベントの
用意でバタバタしていました。
私は明日から、3日間コンベックス岡山で開催されるのアーキテクトスタジオジャパン
のイベントに参加します。
岡山といえば、8月末に集成材の研修で訪れました。
その研修で、20分ぐらい立ち寄ったところで新庄村というところ
がありました。
あまり期待をしていなかったのですが、赤瓦と漆喰の密度ある当時の宿場町の風情を
残す建築が、立ち並ぶ豊な町並みを見てびっくりしました。
大きなエリアではありませんが、木製縦格子の建築の綺麗景観と桜並木がありました。
この桜並木は「がいせん桜並木」と呼ばれ、360mの長さで137本の桜が
植わっているようです。
そして、この村は旧出雲街道に面していて、宿場町として栄えていたので
新庄宿と呼ばれています。
この出雲街道は、出雲と京都・大坂を結び、商品の商路としても賑わったようです。
町並みは、脇本陣・御茶屋・旅籠などの当時の面影を今も残しています。
村の中に入ると、水が豊かな所で、水路が整備され水路から水を引き込み囲って
、鯉を飼っていました。
また、オオサンショウウオも数匹そのなかに混じって飼われていました。

小さな水車2か所あり勢いよく回っていて、訪問者の目を楽しませてくれます。
そして、数件の建築は、内部も見学出来るようです。
その中一軒に入って観ましたが、保存状態も良くじっくりと観たかったのですが
時間がなく、絶対に落ち着いて今度ゆっくりと観ようと思いました。
来春に訪問して、「がいせん桜並木」と新庄の町並みをしっかりと味わいたいと
思います。

赤瓦と漆喰の町並み

家の前の水路

水路の利用

オオサンショウウオがいました

水路で廻る水車

見学出来る建物の内部

帰りに立ち寄った小学校跡
旧遷喬尋常小学校

今度の春の訪問が、楽しみだな。
設計室K
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