今日は

高松では、冬のまつりもスタートしてクリスマスに向けて
カウントダウンが始まったようです。



今日は、天気もなんとか持ちそうなので街に出かけてみようと
思っています。
話は変わりますが、今年読んだ本で良かったと思ったものを1冊紹介しよう
と思います。
仕事の関係で、建築・デザイン関係の本が多くなってしまうのですが現状ですが。・・・
以前の会社ある神戸の働き始めたころから、世界中の日本や、日本人の思考について
意識することが多くなりました。
以前の会社の環境が外国人と触れ合う機会が多く、共に建築・デザイン
について考えたり、作業を行っていたからかもしれません。
今回紹介する本は、大学の時の恩師で黒川雅之先生の本です。
2年ぐらい前に出版されていた本ですが、1年前に購入していましたが溜まったいた本を
順番に少しづつ読んでいたので、中々読むことが出来ませんでした。
それを、この数カ月前に読みました。
「八つの日本の美意識」という本で、講談社から出版されています。
論文などを根拠に記述された本でなく、自分の中をのぞきこんで日本の美意識に
ついて発見する作業をされて書かれています。
それ故、身体感覚を大切にして書かれています。
微、並、気、間、秘、素、仮、破のキーワードを導き出しています。
西洋の世界観と対比させながら、日本の感覚的な意識をロジックに掘り起こして
いきます。少し強引な部分ありますが、共感する部分が多くありました。
建築や空間を切り口にしているので、建築に無関係な人には少し難しいかもしれません。
お時間があれば、この冬に読んでみればいかがですか?
気づかされることが多いと思います。
設計室 K
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