夏のような日差しが連休前半は、続いています。
いかがお過ごしですか?
納屋のリフォームも終盤に差し掛かってきました。
今回は、和風住宅の電気設備の納め方について
書きます。
内壁には、大壁と真壁があります。
大壁は、柱などの構造材が見えていないもの。一般的に洋風建築の納まりです。
また真壁は、和風木造建築における伝統的構法で壁を柱と柱の間に納め、
柱が外面に見えるものを指します。
今回和風住宅の場合、真壁の伝統的な構法ですので土壁の中には、
竹小舞(竹を編んだ下地)があり、それを貫きに固定して壁を構成して
います。
リフォームの場合に配線や、スイッチや、コンセントを綺麗に納めるために土壁を
落として配線などの設置後にまた、土壁を塗り直すことをしなければなりません。
そして、スイッチや、コンセントは柱に固定します。
それ故、配線ルートの確定や、スイッチやコンセントの位置を丁寧に検討しなければ
なりません。図面でも検討は、行いますが現場で図面で見えないところのフォローを
しっかり行うように努力しています。
現場での、設備の状況の写真を添付します。
一般的な洋風建築のリフォームと違い、どうしてもゆっくりと進みます。
設計室 K

スイッチの納まり

コンセントの納まり

分電盤の納まり
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