今晩は

今日は、快晴で過ごし易い日でしたね。
いかがお過ごしですか?
先週ぐらいから、自邸の小さな庭のヤマブキが咲き始めました。
昨年、秋ごろ庭に植えました。
可憐な花を付け、その花は一重で落ち着いた、美しい黄色をしています。
ヤマブキは、バラ科の落葉低木樹で古くから親しまれていた植物です。
代表的な春の季語であり、万葉集などでは、恋愛に絡めて多く詠まれています。
「妹(いも)に似る草と見しよりわが標(し)めし野辺(のへ)の山吹誰(たれ)か手折(たお)りし」
(巻19)。
「山吹をやどに植ゑては見るごとに思ひは止まず恋こそ増され」(巻19)。
「花咲きて実は成らずとも長き日(け)に思ほゆるかも山吹の花」(巻10)。
文学的なお話になってしまいました。
話は変わりますが、今日祖母の家から、「近くで住宅の構造見学会をしているので来ない?」
とのお話しがあり祖母の家の庭に行くと、私の家にあるヤマブキに似た葉をつけた
白い低木がありました。
お話を聞くと「シロヤマブキと云われるものらしいよ」とのことでした。
調べてみると、本州の中国地方では、良く見られる品種の植物で観賞用で
多く栽培されているようです。
花弁が4枚で、一つの花に光沢のある黒い果実をつけるのが特徴です。
ちなみにヤマブキは、花弁が5枚の一重を多くの花弁を持つ八重があります。
何故かこの時期、黄色い花に目が行ってしまいます。
春は、このヤマブキやレンギョウなどの群生している風景を見かけます。
この季節は、植物が本当に美しい季節です。




ヤマブキ遠景

ヤマブキ近景

シロヤマブキ遠景

シロヤマブキ近景
ヤマブキは涼やかで、可憐なところが良いですね。
設計室 K
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