HPでは、すっかりご無沙汰しております。
これから、また少しづつ書いて思ったことや、感じたことを綴って
行こうと思いますので宜しくお願いします。
昨日、2年ぶりに「あ・うんの数寄 大茶会」に参加しました。
天気もにも恵まれて、時間をかけて企画・設営されたユニークな茶席を
巡って来ました。
茶席・イベントの構成は、女木島で15席+香席+マンドリン演奏会、
男木島では9席+花の展示となっていて盛りだくさんの構成です。
また茶席は、薄茶席・濃茶席・煎茶席・中国茶・英国紅茶・ハーブティと多彩な
構成になっていました。
以前参加させて頂いた時と同様に廻りたい茶席が沢山ありすぎて廻りきれ
ないという状態でした。
こイベントのプロデューサーでもある中條文化振興財団の中條さんの企画
と調整力には、あらためて感服しました。
茶席は、一昨年の瀬戸内国際芸術祭祭の時の会場を利用して、構成した茶席も多く
あり、懐かしい感覚と同時に上手く再構成された会場に驚きと感動を覚えました。

徳永邸 薄茶・濃茶席

Beach Apart 薄茶・濃茶席 屋島焼きの茶碗

市原さんの和三盆の「うどん県バッチ」

初体験の香りも愉しむ中国茶席

MEGI HOUSE 薄茶席の会場

竹田豊靖さんのお花

茶楽さんのお菓子「鬼に金棒」

アートギャラリー空間の煎茶席

カラフルな煎茶の茶道具

男木道場 ハーブティ席
私が引き続き建築監修に携わっている「漆の家プロジェクト」もこのお茶会
のイベント会場となり、沢山の人に来場して頂きました。
「漆の家プロジェクト」は、武者小路千家の高畠先生が本格的な濃茶席を
創られていました。
水屋の配置・床・茶道具の設えは、この時節を意識した考えた構成になって
いました。
床には、7代目宗匠のお軸が掛けられていました。また、床の横の棚には、
香川漆芸祖のと云われている玉楮象谷の茶椀が展示されていました。

漆の家プロジェクト 床の室礼
お茶の高畠先生には、会場の利用についての改善点などのご指摘も頂きました。
これを踏まえて、より良い建築環境を創って行こうと思います。
「漆の家プロジェクト」では、来年の3月からの第2回目の瀬戸内国際芸術祭
を目指して、漆の啓発普及を努めると共に驚きのある素敵な物・空間の提案をして
ゆきますので、引き続き宜しくお願い致します。
設計室K
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