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株式会社創芸スタッフのお届けする日々の業務日記です。
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森と林

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今晩は
昨日の雪には、驚かさせましたね。
特に午後からは、すさましい雪の量で、降り積もって行きました。

おかげで、高松市内は一面の雪景色に様変わりしました。

今日、会社に少し早く出社したので、山を見ると空気が澄んでいたせいか
山が美しく、大きく見えました。

ところで、「森」と「林」の違いは分かりますか?

その正しい答えを知っている人は、あまり多くないようです。
インターネットで検索していると、この話についての記載がありました。

人の手の入っているのが 「林」 で、自然に生えているのが 「森」 である。原則的には、
これで間違いないとのことでした。(以下引用)

 広辞苑では、
    林: 樹木の群がり生えた所。
    森: 樹木が茂り立つ所。

  国語辞典では、
    林: 広い範囲に木が多数生えた所。
    森: 大きな木がたくさん茂っていて、薄暗くなっている所。

  大辞林では、
    林: 樹木がたくさん群がって生えている所。樹木の群落。「森」に比べて、
      木々の密集の度合いが小さく、 小規模の群落を指すことが多い。
    森: 樹木が多くこんもりと生い茂っている所。

辞書を見る限りでは、曖昧な違いのようです。

「林」-ハヤシ は、「生やす」 (「髭を生やす」 などの 「はやす」) という
他動詞の名詞形である。人間が 「生えさせた」 のである。
「木を生やし」、また、その木の数を 「はやした」 (豊かにした) ものなのだ。
林は、人間の手が入っているだけに、生活に密着している。

それに対し、「森」 は 「盛り」 である。自然に盛り上がっているのだ。
人間の力の及ばない自然の力 - 太古においては 「神」 の力によって木が自然に生え、
盛り上がるように見えるのが、「森」 なのである。

いうような記述がありました。
なるほど~と思い、感心しました。
わたしは、量的な違いなのかなと思っていました。

森・林は、素敵な言葉ですね。
林の付く言葉として、水源林・防風林・砂防林など身近なところに林があること
に気付きます。

また、森は、鎮守の森・黒い森(ドイツ)など牧歌的で、少し霊的で信仰を感じられる
ような気がします。


雪と樹木が織りなす風景は、心が洗われる本当に素晴らしいと思います。
肌身に感じる寒さと澄んだ空気がなおさら、この風景を引き立てるのでしょうね。




HP用 IMG_3472    木材に積もった雪



HP用 IMG_3471   雪化粧の山



久しぶりの雪でした。
子供のころは、こんな感じで田舎にはたくさんの雪が降っていました。

設計室 K




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起き上がり箸置き

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立春も過ぎ、少し暖かくなったように感じられますね。
温かい春が待ち遠しいです。

先日、漆の小物のデザインについて、一和堂工芸さんとお話を
していました。

新しいコーヒーカップとソーサーのデザインの話をしていると、以前デザインを行った
「起き上がり箸置き」のデザインカラーバリエーションを増やしたいというお話がありました。

箸置きをビッビトなカラーすることで、若い人に触れてもらい、使って貰うとめの入口に
なればとのことで、販売をすることになりました。

キラキラとした、カラフルな色漆の艶ありの仕上げです。

以前は、象谷塗り(黒・紅)の艶消しの渋い仕上げでした。

この商品は、小皿の漆の木地を造る時に出る、三角形の断面を持つ特殊な破材をカットして
漆を塗り、製作しています。

これは、一和堂工芸さんや、高松三越さん、イクナスさんなどで販売されています。
お手にとって、触ってみてくだざい。

お箸を置いたり、取ったりするとアクションが起こります。
何と起き上がります。(起き上がりこぼしのイメージです)

見てのお楽しみですね。



006.jpg   新しいカラーの起き上がり箸置き
写真1




003.jpg   新しいカラーの起き上がり箸置き
写真2   





食卓で色どりが増えて、食事が楽しくなりそうですね。
香川漆の小物をどんどん使ってほしいな。


設計室 K