今晩は

雨脚が強くなりました。ゴロゴロと雷さんの音が聞こえています。

朝から昼にかけては、素晴らしい天気でしたのにね。
残念です。
民家の古材や、ユーズドウッドと言われるものが流通するようになりました。
ジーンズなどの衣類でもそうですが、使われていて古くなったものは、
風合いが良くなり味が出ます。また、人の温かみや安心感も感じます。
そうしたものに、価値を見出して流通が始まり、高価な値段の物が現れ始めます。
古い建具や家具などは、昔から骨董商が取引を行っていました。
私は、塗装を施していない木材でシルバーグレーに自然になって行き、
うずくり仕上げっぽくなり、木目が見えるものが好きです。
割れなども景色に見えて許せてしまえるものです。
(あまり参考になる写真は、ないのですが・・・)
淡路島には、「こぼつ」という言葉が昔からあります。
これは、建築を壊すのではなく、材料を丁寧に取り外して壊すという意味
だそうです。
古い木材の再利用というのも、一般的になされていたようです。
伝統的な民家は、木や土を中心とした自然に帰り易い材料で出来ています。
自然に材料が、回帰することは大切なことです。
素材を大切にしたものづくりを行っていこうと思います。
昨年に引き続き、デザイナーズフリーマケットが秋に開催されます。
(10月3日の予定です)
今年も参加して、ユーズドウッドや古材を利用して家具や小物を
作りたいと考えています。
何が出来るか、ワクワクしながら材料探しをしています


欅の古材

欅の古材(拡大)

アフリカンパドックの古材(焼けていますが)
ミラノサローネというデザインのイベントでユーズドウッドのファニチャーが
出品されていました。
素材の表情が豊かで、デザインも素晴らしいものでした。
私も古びた味のある木材を利用して、面白い提案が出来れば
いいな~


少しがんばってみます。
設計室 K