すっかり秋めいてきましたね。
季節の変わり目ですので風邪をひかないようにして
お過ごしください。
さて、8月の中ごろから9月5日まで、インターンシップの学生さんが
創芸に来られていました。
インターンシップとは、学生が在学中に自分の専攻に関連する企業に体験入社する制度・
体験就業のことです。
私も同様に、大学3年生の時に東京の設計事務所でインターンシップをさせて頂きました。
その時は、2週間ぐらいの間で1つの建築模型を製作しました。
そして、建築現場や、建設中のアトリエに連れて行ってもらいました。
模型つくるにあたり、模型材料の特徴(紙・糊・ボート・木・etc)や、模型の捉え方を教わりました。
それよりも、大切だったのは、事務所にてそこ居る人たちと建築・社会・環境・ライフスタイルなど
について話し、社会との距離や現実性を実感できたことだったと思います。
私も、インターンシップで来られた学生さんに建築模型を作って貰うことにしました。
製作にあたり、材料・イメージ・模型の考え方など様々なこと話しました。
特にかたちになるまでのプロセスや、ライフスタイル変化に伴う住まい方などを
ゆっくりと話しました。
私にとっても、若い人との対話は、非常に考え深い時間でした。
彼の成長とっても、良い時間であってほしいと思います。
素晴らしい模型ができましたので、添付します。

見てください。





なかなか楽しく仕上がりました。
この模型は、現在計画中のSさんの家です。
土地が豊かなので、やわらかい緑の塀で覆い、質素で強い、伝統的な民家型工法を
用いて計画しています。
設計室 K