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今年初めてのCD購入 |
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関西出張 |
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黒川雅之先生の思い出 |
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今回は、前回ふれたゴム製コースターをデザインされた
黒川雅之先生について、書きます。 黒川先生は、私が大学生の時にたいへんお世話になったゼミの先生です。 私は、大学で美術学科の住空間デザインを専攻していました。 その時に、建築以外に工業デザインに非常に興味がありました。 そして、イタリアのように建築・インテリア・工業デザインをボーダレスに 仕事ができないものかと思っていました。 当時デザイン系雑誌を読んでいると、国外の建築家がデザインしている工業製品が、 たくさん掲載されてました。 照明器具・時計・インテリア小物・etcで、良い物が多かったように思えます。 3年生後半になり、ゼミの先生を選ぶにあたり先生方を見渡すと、 工業デザイン・インテリア・建築のエリアで多様なお仕事をされていたのが、 黒川先生でした。 ![]() そして、先生のゼミを選び卒業設計を行いました。 ゼミでは、祭りをテーマにした複合商業施設の設計を行いました。 ゼミの時は、禅問答のような感じで言葉を大切にしてイメージを膨らます方法を 取っていました。 私のボキャブラリー不足もあり、なかなか進まずご迷惑をおかけしました。 無事に卒業設計も仕上がり、東京ではインテリアデザイン事務所に就職しました。 その後、神戸の建築設計事務所を経て、地元の高松に帰ってきました。 ![]() 帰って来て14年なりますが、4年ほど前から建築以外に漆器のデザイン に携わる機会を得ました。照明器具・小物収納・器などのデザインを行っています。 建築・インテリアより、触覚を大切にしたミクロな世界です。 お椀などの器は、口当たりの感覚がデザインする上で非常に重要です。 五感をフル回転さして、はっとした驚きのあるユニークで使い易いものを 提案できればと思っています。 ![]() 今の自分の仕事は、建築とインテリア設計が中心ですが、漆器小物など のデザインを行うときにすんなりと入って行くことが出来ました。 これも、黒川先生のおかげだと思いました。 学生の時にアトリエを訪問させて頂いたときに、片側で建築設計を行っていて、 もう片方で照明器具や腕時計のデザインをメーカーから依頼されて行われて いました。そして、その時にイタリアのデザイン環境の話しをされて、 「建築は、デザインの母なんだよ」という言葉が今でも心に残っています。 建築・インテリアを中心として、それ以外分野でもチャンスがあれば多様なデザイン に挑戦して行こうと思います。 ![]() 設計室 K |
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コースター |
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お正月 |
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