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株式会社創芸スタッフのお届けする日々の業務日記です。
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ルースアズール サヌカイトの音楽

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今晩は、今日は終日の雨日で熊本には避難勧告
も出ているようです。
梅雨開けが待ち遠しい今日この頃です。

大変にご無沙汰しておりました。

昨日、友人のお誘いがあり、坂出市民ホールにサヌカイトの演奏があるとのこと
で、今日その演奏会に行って来ました。

坂出市民ホールは、20世紀最大の実験と言われた坂出市京町の人工土地の北西部の
1階にあります。
1968年に完成したこの建築は、坂出市中心部のスラムクリアランスのプロジェクトで
都市の新陳代謝(メタボリズム)を考慮して造られました。
設計者は、大高正人さんで大地への関心を持ち続けた建築家・都市計画家でした。
高松に住んで居ながら、まだこのホールに行ったことないので興味心身でした。
コンパクトなパイプの造作が美しい多目的ホールでした。
コンクリートの打ち放し造作リブや、ヒューマンスケールの空間など60年代の匂いが
感じられて改めて先人の建築のレベルの高さを感じました。

話は変わりまして、今回の「サヌカイトの音楽演奏プループ」のお話です。
そのグループは、「ルースアズール」というグループで2年ほど前に小松玲子さんを中心に
サヌカイトを演奏するグループとして活動をされ始めました。
楽器構成は、サヌカイトマリンバパーカッション・ウード・ヴォーカル・ヴィオラで
構成されています。また、喜多形寛丈さんという若き音楽監督さんという構成でした。

個々の能力の高さを感じると共にサヌカトの不思議な音の響きと色々な楽器の音色とが
混じり合うアジアンテイストな響きに魅了されました。
ここでは、2種類のサヌカイトの楽器が登場しました。
サヌカイトを円筒形にくりぬいて長い余韻を持つ「SOU」とグロッケンのような石琴
「KIN」という楽器でした。

またサヌカイトというのは、約1300万年前の火山活動で誕生したガラス質の安山岩で
香川県の金山や五色台周辺で産出されるものです。
その音色は、人間の耳が聞ける2万ヘルツ遥かに超える約100万ヘルツに達します。
世界最高峰の高周波音を発する石の楽器と云われます。

私は、中学校の時にこの石が産出される五色台研修でこのサヌカイトに触れること
がありました。
讃岐では、「カンカン石」言われていて五色台周辺に多くありました。
石と硬いもので叩くと非常に高く澄んだ良い音がした記憶があります。
また、同じような大きさの石でも、石によって音色が違っていました。
当時、この石を利用した風鈴などもあったような記憶があります。
最近は、見ないような気がしますが・・・

何はともあれ、素敵な讃岐の宝であるサヌカイトの音色と、素晴らしい技術のある
音楽家による演奏会でした。

アコースティック豊かな音い触れ、活力が湧いてきたような気がします。

今回、初めて聞く楽器でウードという弦楽器がありました。この楽器がまた渋い音色でした。
この演奏会に行って、今日は良き日になりました。



創芸 設計室 K






ルースアズールさんのHP
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音楽三昧

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こんにちは
連休は過し易い日が続いていますね。

私は、先週の4/29(祝日)には音楽三昧の日を過しました。
午後から半日の間、丸亀町商店街で場所を移動しながら、
色々な方の音楽を聴きました。

このイベントは、「街角に音楽を IN TAKAMATU」という
音楽イベントでした。

高松市内の9か所の街角に総勢250名の県内外のミュージシャンが集まり、
音楽を奏で街中が音楽で包まれるというイベントでした。

演奏される音楽は、ジャズ・ボッサ・ビッグバントなど多様なジャンル・スタイル
の音楽でした。


音楽を聴いている時は、何も考えずにリラックスして聴き入ることが
出来ました。
音の響きにより、心の渇きが癒され、満たされる時間でした。

やっぱり、ライブ音楽は良いですね。
アーティストの熱い思いが伝わります。

今回、特に凄いと感じたのは北村嘉一郎氏のボイスパーカッションでした。

普段は、関東で「矢幅歩&ギラジルカソロデュオ」というグループでボイスパーカッション
担当でご活躍されているとのこと。
ドラムなどの打楽器・生活環境音など本当にクォリティが高くてびっくりしました。
人から発せられる音で、こんな表現が出来るのか~と感動しました。
飛び入りで参加された、Hiro川島トリオさんとのセションは、素晴らしいの一言でした。

明日への元気を頂きました。


HP用IMG_3857   北村嘉一郎デュオ(真中が北村さん)
                                  高松で活躍されているサックス奏者さんが参加


HP用IMG_3858   子供と音楽のふれあい



HP用IMG_3860   溝口美恵子トリオさん



HP用IMG_3871   フェリアードさん




本当に素敵な1日が過せました。

PS:最近facebookを始めました。人が繋がる不思議が温かい世界ですね。


設計室 K











ハイチ地震復興支援コンサート

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今晩は
昨日、夕方より岡山の美星町へ行って来ました。

このコンサートが行われた中世夢が原は、鎌倉から室町時代にかけての吉備高原一帯に
みられた村のようすを、絵巻物や発掘資料をもとに、時代考証により再現しています。

入口の中世の門をくぐると、萱葺きの辻堂・農家があります。そしてそのまま進んで行くと、
三斉市という中世の楽市をイメージした場所が現れます。

その奥に今回のメイン会場の武士の屋敷があります。

この再現されている建築物の土壁は、非常に赤く鉄分を多く含んでいるように見えます。
夕方からのコンサートでしたので、少し暗くなると深みを増す良い色の土壁でした。

今回は、あまりゆっくりと見ることが出来なかったで今度、昼間にじっくりと建物
を見ようと思います。

さて、コンサートですが、パーカションのコンガの演奏者であり、かつシンガーであるアゾール
さんと、ダンサー・振付師であり、シンガーのサラ・レネックさんのソロやコラボレーションなどの
スタイルで行われました。

アゾールさんは、枯れた心地よいコンガ音色と太くで低い音の歌声合わさり、男性らしい音楽を
聞かせてくれました。

そして、サラ・ネネックさんは、ダンスも良いのですがボーカルが本当にすばらしい。
声が素晴らしく、そして表現力の豊かさに感動ました。

山の中であり、少し寒かったのですがコンサートは大盛り上がりで、あっという間に
終わってしまいました。本当に楽しめました。

私は、18年ぐらい前この町を仕事でと前の会社の所長と訪れたことがあります。

その時と同じで、本当に星が綺麗でした。
空気が澄んでいて、周りの光が少ないからこの場所から、星がよく見えるの
かもしれません。

街で生活していると光のない闇のを感じることが少なくなったと思います。
このような場所を訪づれると空気の深さや重さを感じることが出来ます。




SN3K0164.jpg  中世の門 




SN3K0165.jpg   再現された民家   




SN3K0166.jpg   コンサートの主旨説明をされる
                                  元ハイチ大使のマンセル・デュレさん




SN3K0168.jpg  コンサート風景



アクティブに過ごすと良いことに巡り合います。この場所にまた行きたいと思います。
やはり、動かなくっちゃね。


設計室 K