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株式会社創芸スタッフのお届けする日々の業務日記です。
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建具から家具へのコンバージョン2

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こんばんは
昨日と違い、今日は良い天気でした。

先々週からの進めていた、建具から材料を取り出し、家具として再生を行う
プロジェクトが、完了しました。

小さなプロジェクトですが、非常に幸せな気分で製作が進行しました。
このプロジェクトは、おじいちゃんの家にあった建具を利用して、ご夫婦のお子様の机と椅子を
製作するというものです。

机・椅子のフレームは、既設建具の框を中心に利用して、製作しました。
また椅子の座面は、既設建具の鏡板を利用して製作を行いました。
塗装は、既存の建具に施されていた染色ウレタン塗装の補修を行い、
小口などの最小限の塗装を行いました。

搬入時のお子様と奥様の笑顔で、多少の苦労も吹っ飛び、非常に幸福な気持ちで
仕事を終わらせることが出来ました。

仕事を行って、感謝されることは本当にありがたいことです。
小さな小物から建築まで、これからも幅広く、やわらい思考で携わって行こうと
思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


                                       設計室 K


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搬入積み込み前の写真です。
光のコントラストが強いですが、このようなデザインのものになりました。
少し重厚な、しっかりした家具になりました。
クリックすると大きくなります。








建具から家具へのコンバージョン

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今晩は
中秋の名月がもうすぐですね。楽しみです。
昨夜の大雨から、打って変わって今日は、すっきりした晴れの                   
天気でした。

先週、思い出のある建具から家具を作るいわゆるコンバージョンのお仕事
を頂き、進めています。
建具から、机と椅子を2台取るための分解・製作をしています。
ホゾの痕跡や、金物の取り付けのあった痕跡を記憶として残して製作しています。

以前TVのビフォア・アフターに参加した時に思ったのですが、
あるだけの構造材や、造作材を利用して家具を作ることは、制約がありますが非常に
刺激的な作業です。
変化して行く過程は、創造的でおもしろいものです。

かたちには、ほとんど成って来ました。

来週、塗装も塗り上がりますので、ご報告します。
楽しみです。
 


                         設計室K


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建具は、框組み美しい建具です。



ウッドクラフト展「生活のスパイス」終了

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こんにちは
お盆になりましたが、雨が少なく暑い日が
続いています。
お盆には、ゆっくり休息を取りましょう。

さて、今週の日曜日に無事にウッドクラフト展を終了するが出来ました。

多くの方に展覧会を観てもらい、アドバイスや、激励を頂きました。
同時に、人の繋がりの大切さを感じました。
本当にあいがとうございました。

香川県デザイン協会さんの委託のプロデュース事業から、最近製作した
小物まで携わったものを出品しました。

お皿・お椀・盛器・箸置き・時計・一輪差し・名刺入れ・リユースのおひつ・etc

どれも、販売店さんと綿密な打ち合わせを行い、デザインや製作を行いました。

普段は、建築やインテリアに関わることの仕事ですから、非常に新鮮で楽しみ
ながら、各工程を進めることが出来ました。

引き続きこのような、プロダクトデザインの仕事に機会をみて携わって行きたい
と思っています。

展覧会の会場風景を添付しますのでご覧ください。
(クリックすると画像が大きくなります)

                        設計室 K

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このような、ファイブペニイズさんのサポートで渋くてカッコイイ展示を
することが出来ました。感謝







ヤナギチェアー

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先日、「柳宗理」さんについてネットを観ていると、ヤナギチェアーの復刻についての
記載を見つけました。

仕事柄、色々な椅子を目にします。
このヤナギチェアーについては、「室内」という雑誌の1994年の名作椅子の特集号
で目にしました。このとき、ビーシー工房さんが販売をされていました。

この椅子は、無垢材で作られており背の部分が、やわらかいアールを描いていて座り易す
そうです。また、座面から直接丸い脚が出ていて、かわいい形状をしています。

そして、柳さんのアトリエ風景写真を見るしっかり写っておりと、椅子を沢山デザインされて
いますが、この椅子に好んで座ってお仕事をされていたようです。

それ故以前から、気になっていました。


リプロダクトは、柳工業デザイン研究所さんからの打診で飛騨産業さんが、製作をする
ことになりました。
そして、2008年1月20日より販売の受付を行っています。
納品は注文から2ヵ月後のようです。

ジャパン・デザインの誇り高い技術を後世に継承し、「飛騨の名工」を育成してゆくべき、
スタートしたプロジェクトとのです。

今回のモデルの変更点としては、以前のモデルでは、肘木の部分はフィンガージョイント
(尖った指を組ませるように繋ぐ技術)や、曲げ木を厚接着して解決していました。
その部分を「一本曲げ木」として製作しています。
この手法は、飛騨を代表する技術で、一枚の板をねじり、曲げて3次元に組み合わせる、
高度な職人技です。

販売店は、いくつかあるようですので、何処かで触って、座り心地を体験してみたいと思って
います。いいですね。

下記のアドレスで、写真が載っています。
ご興味があれば、ご覧ください。

http://www.kanshin.com/keyword/1315032


                                               設計室  K 




「納屋にすまう」りフォーム7

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「納屋に住まう」リフォームは、仕上げ工事の後半に差し掛かりました。
今回は、仕上げ工事の中心の左官工事について話をします。

何故、土壁の仕上げを選択したかというと、このリフォームの場合、
既設の壁が土壁の荒壁(下地壁)で出来ていました。
それを素直に生かそうと考え湿式の壁で仕上げることにしました。

土壁の仕上げと言っても歴史は古く、飛鳥時代には現在に近い使われ方をされていたようです。
そして、戦国時代には耐火性の良さを評価されて、普及していったと言われています。

その歴史故、非常に多くの材料種類と表面仕上げ(テクスチャー)があります。
知られている壁としては、じゅらく壁・漆喰壁・珪藻土壁・火山灰の壁などがあります。
また、表面仕上げとしては、刷毛引き・櫛引き・木ごて・金鏝・引きずり・スタッコ・スパニッシュ
大津磨きなど多様にあります。

今回の選択としては、コスト・消臭・調湿・安全性などを考慮して、
アロエの化石を含むカルシュウムとミネラルを配合した材料を選択しました。
この商品は、水溶性であり、シリカを含まず、ノンホルムアルデヒドの材料です。

また、表面仕上げとしては、納屋のもつ素朴な雰囲気を配慮して、金鏝で
心地良い鏝跡を残し、押さえを行わない仕上げとしました。

仕上げ工事も、もう少しで終わる状態ですので、工務店・クライアントとしっかり
した、コンセンサスを保ち、工事監理を行いたいと思っています。
納屋の持つダイナミックな木構造を内包する、素朴で豊かな数奇屋になること
を心に抱きがんばっていきます。


                                      設計室 K

                                       
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              玄関廻りの壁

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                   2階寝室廻りの壁    

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                     表面の仕上げ